(当サイトでは参考資料として過去のニュースを引用することがあります。)
すでに募集は締め切られてしまったのだが、今年、宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency、JAXA)が10年ぶりに宇宙飛行士の募集を実施した。
今回は間に合わなかったとしても、次回には応募したいという人のために募集要項の主な部分をピックアップしてみよう。
まずは日本国籍を所有していること。
いろいろ意見はあるでしょうが、日本の税金を使って育成するということでこれは仕方がないのかな、と。
次は;
大学(自然科学系※)卒業以上であること。
※)理学部、工学部、医学部、歯学部、薬学部、農学部等
ここで落ちてしまう人も多いと思うが、宇宙飛行士が基本的には技術者であると同時に科学者でもあることから考えればこれも当然かと。
訓練時に必要な泳力(水着及び着衣で 75m: 25m x 3回 を泳げること。また、10分間立ち泳ぎが可能であること。)を有すること。
これは意外な条件だが、無重力のシミュレーションで必要なので、宇宙飛行士への転職を希望するカナヅチの人は今からスイミングスクールで訓練しておく必要がある。とはいえ、25m x 3回なら、たいていの人がクリアできるのではないだろうか。
身長:158cm以上190cm以下
(注:宇宙服を着用して船外活動を行うには、約165cm以上が必要です。)
体重:50kg〜95kg
血圧:最高血圧140mmHg以下かつ最低血圧90mmHg以下
視力:両眼とも矯正視力1.0以上
色覚:正常
聴力:正常
これも、ほとんどの人は大丈夫だろう。
視力も矯正視力なので、メガネ組の人も安心してほしい。
心理学的特性
協調性、適応性、情緒安定性、意志力等国際的なチームの一員として長期間の宇宙飛行士業務に従事できる心理学的特性を有すること。
これは宇宙飛行士に限らずどの職場でも同じでしょう。
ただ、宇宙船や宇宙ステーションという閉ざされた空間で長期の共同作業をするので、人間関係に問題のある人は絶対に応募しない方がよいでしょう。
日本人の宇宙飛行士としてふさわしい教養等(美しい日本語、日本文化や国際社会・異文化等への造詣、自己の経験を活き活きと伝える豊かな表現力、人文科学分野の教養等)を有すること。
これは国際人としての必要条件ながら、多くの日本人に欠けている部分でしょう。
柔道とか空手が出来ると、無重力時における体力低下の防止運動のインストラクターとして面接の時に有利になるかもしれない。(あくまでも「かもしれない」です)
書類審査と英語試験が通ると、第一次選抜、第二次選抜、第三次選抜へと進んでゆく。
第一次選抜では、一次医学検査、一般教養試験(筆記式)、基礎的専門試験(筆記式)、心理適性検査(筆記式)が。
第二次選抜では、二次医学検査、面接試験(心理、英語、専門、一般)が。
第三次選抜では、長期滞在適性検査、泳力の試験、面接試験(総合)が実施される。
ざっと見ただけで8ヶ月はかかる長丁場。
さすがに宇宙飛行士になるには、時間も手間もハードルの高さも大変なものです。
これからもっとも伸びる「業種」であることは間違いない。
また、募集要項を見るかぎりとくに年齢制限もない。
宇宙飛行士としてのポテンシャルが高いと自信を持っている人、宇宙で活かせるスペシャルな能力を持っている人は、次回の募集に挑戦してみてはいかがだろうか。
詳しいことは宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency、JAXA)のHPで確認のこと。
JAXA|宇宙航空研究開発機構
http://www.jaxa.jp/
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